ブルードラゴン（アニメ）とシンカリオン
１か月前くらいにシンカリオンを1話から最新話まで一気見した。
シンカリオンいいものだ…。
少年向け子供アニメっていいね、本当にいい。
シンプルなファンタジー要素、少年少女の冒険譚をメインとしながら脚本、演出、BGMなどどれも印象に残る物ばかり。
大人になっても考察しがいのある設定、アニメをもう一度見返したくなる魅力的なキャラクターたち…。
少年向け子供アニメにはそういう自分が子供だった頃のノスタルジーやキラキラした思い出がつまっている。
話をシンカリオンに戻そう。
wikiを見て気づいたが、シンカリオンのシリーズ構成は2007年から2009年頃のBLUE DRAGON（ブルードラゴン）というアニメでシナリオを担当していた下山健人さんと同じである。
下山さんはブルードラゴン（以下ブルドラ）の中で102話中12本シナリオを担当しているのだが、私にとって下山さんが担当したシナリオの中で個人的な神回が存在する。
ブルドラ1期48話「２つの誓い」だ。
この48話ではアンドロポフとクルック、シュナイダーとロギ様の二つの誓いが描かれるのだが、アンドロポフとシュナイダーが共闘して闇の門番と戦ったり見どころが多い。
とりあえず、闇の門番に腹が立つのとアンドロポフとクルック、シュナイダーとロギ様、アンドロポフとシュナイダーの関係性に悶える人は悶えるそんな回である。
そんな私にとっての個人的ブルドラ神回を担当した下山さんがシリーズ構成をしていることもあり、シンカリオンとブルドラのキャラの立場が近いと感じた。
特にシンカリオンのキトラルザスであるセイリュウはブルドラのアンドロポフ、ノイ
と立場が共通するものがある。
セイリュウはいわゆるキトラルザス（地底人）として、ノイは上位生命体（宇宙人）としてそれぞれの主人公たちの前に現れる。
ノイはシュウたちの前に味方の立場として現れたので、敵の立場として現れたという意味ではセイリュウの立場はアンドロポフに近い。
また、セイリュウとアンドロポフは敵としてだけではなく、自分にとっての大切な仲間を戦いの中で失ったという共通点もある。
セイリュウはビャッコとゲンブを、アンドロポフはシュナイダーを失った*1。
セイリュウもアンドロポフも作中で大切な仲間を失ったことの悲しみを吐露しているが、この２人を支えたのがセイリュウにとってはアズサであり、アンドロポフにとってはクルックである。
アズサやクルックがいたからこそ、セイリュウとアンドロポフも主人公の味方として物語に参加できたのではないか。
セイリュウは自分にとって大切な仲間の中でただ1人生きているスザクに対し、「自分を残していなくならないで欲しい」と59話で伝えた。
自分の気持ちを大切な仲間に伝えることができたという点ではセイリュウはアンドロポフより恵まれているのかもしれない。
探せばまだいろいろブルドラとシンカリオンの類似点はあるような気がする。
アズサとブーケも世話好きという点では似てるし。
とりあえず、
シンカリオン見るとブルドラ見たくなるし、ブルドラ見るとシンカリオン見たくなる。
ちなみにシンカリオンの製作スタッフに大和屋暁さん、千葉克彦さん、浦沢義雄さんを呼べばカブトボーグにもブルードラゴンにもなるよ！！
やったね！！（おい）
P.S.ブルドラとシンカリオンどっちも通ってる人がどれだけいるかよく分からないで すが、どっちもおすすめなのでよかったらぜひ。
ブルドラはレンタル落ちのDVD買うか、ゲオかTSUTAYAでDVD借りるかしないと見づらいです。
ｄアニメストアに配信希望出すしかないか…？
のどから手が出るほど欲しい物、欲しいけどそんなに欲しくない物
これだけは絶対、何があっても手に入れたいと思う物…。
その範囲が人より狭い気がする。
私の場合、絶対手に入れたい物は子ども時代にハマってたアニメやゲーム、マンガが多い。
中でも、BLUEDRAGON（ブルドラ、アニメの方）に対する熱が強い。
ブルドラのDVD（1期、2期）買ったら物欲が満足してしまったので最近は特に欲しいなと思う物があまり見つからない。
（ブルドラのDVD BOXがもし出たら買うと思うが、可能性低そうなのでスタジオぴえろの40周年に賭けるか、ブルドラ１０周年に賭けるしかない）
ブルドラで満足したからか、欲しいけど値段が高いから後回しになってるswitchに至っては懸賞に応募しまくっている状態だし…。
まぁ、スマブラSPでお気に入りのゲーム（ソーマブリンガー、伝説のスタフィー、咲かせてちびロボ）が全部スピリッツだったのでへそ曲げてしまったのも原因の１つにあるんだけどｗ
マイナーアニメ～著作権と違法アニメ、DVD（円盤）から見た問題～
昨今、たいていの人気アニメはアニメ配信サイトで配信されているか１０周年や20周年を祝ってDVDBOXやBlu-rayBOXが出てる物が多い。（ワンピースやNARUTOとか）
ただ、アニメが金になるということに便乗して違法アニメサイトなどが収益を上げていることが問題になってたりもする。
著作権の侵害や違法アニメサイトによる被害損額を解決するため、政府が違法アニメサイトの代表格であるanitubeをブロッキングしたことは記憶に新しい。
突然ですが皆さん、何かお忘れではありませんか？
そう、我々は忘れていたのだ。
DVDBOXも出ない、アニメ配信もされないアニメの存在を・・・・！！
世間受けしないからといってアニメを作ったスタジオもアニメ配信サイトも見向きもしないマイナーアニメの存在を・・・！！
大衆受けしないからといってマイナーアニメにも需要がないわけではない。
アニメの世界観、設定、キャラ、BGMなどに惚れこみ沼にハマったマイナーアニメ好きがいるからだ。
だが、資本主義や商業主義、円盤売り上げ至上主義がはびこるこの世の中ではマイナーアニメは金にならないと判断されDVDBOXもアニメ配信もされないことが多い。
運よくアニメ配信されたとしても見づらい＆使いづらいようなアニメサイトで配信されていたりする。
なので、マイナーアニメにうっかりハマってしまった人々は違法アニメサイトに頼ってしまう確率が高い。
DVDをレンタルするのもアニメの話数が多いとお金がかかるし、使いやすいようなアニメ配信サイトで配信されていないからだ。
この状態で違法アニメサイトを取り締まるとどうなるか。
もちろん、手軽にマイナーアニメを視聴することが難しくなってしまう。
マイナーアニメをどうしても見たいからとレンタル落ちのDVDや正規品のDVDを探しては見るものの、マイナーだから見つかりにくい。
見つかりにくいだけだったらまだいい。
マイナーアニメだということが仇になって正規品のDVDや1回だけしか出て売れなかったDVDBOXにプレミアがついてたりするのだ。（エレメントハンターとか）
まさに踏んだり蹴ったり。泣きっ面に蜂。
マイナーでもアニメ配信サイトができてから作られたアニメは配信されていることが多い。
地デジ化が済んだ2012年から2013年以降のマイナーアニメは円盤の売り上げが悪くても配信されてたりする。（コメットルシファーとか）
問題は地デジ化前に作られたアニメである。
マジンガーZやヒミツのアッコちゃんなどの昭和アニメや1990年年代のアニメは配信が多いが、2000年代はマイナーアニメの配信が少ないのだ。
おそらく20代から30代くらいの人たちがハマっていたかもしれないマイナーアニメだけ配信がほとんどない。
ぷちぷりユーシィ、雪の女王（アナ雪じゃなくてNHKの）、ぴちぴちピッチ、東京ミュウミュウ、メイプルストーリー、BLUEDRAGON、カスミンなどなど。
ハルヒやらきすた、コードギアスなどは配信されているが上記のアニメは配信されていない、というか見たことがない。
これらのマイナーアニメのDVDBOXを販売したところで買う人は少ないかもしれない。
現に、バトルスピリッツ少年突破バシン（バトスピ初代）のDVDBOXは予約数が少なくて発売が中止された。
バシンのようにDVDBOXの発売をしようとスタジオ側が思っても生産が中止になればファンにとって悲しくて仕方がない。
なのでマイナーアニメの製作会社さんにお願いしたいことがある。
マイナーアニメのアニメ配信を検討して頂けないだろうか。
著作権や関係者に許可をとるなどの問題ももちろんあるだろうが、ファンが1人でもいる限りどんなにマイナーでもそのアニメは愛され続けるのだ。
マイナーだからこそ、ファンも人気のあるアニメより深く長く愛してくれている人もいるかもしれない。
作品を愛しているのにマイナーだから人気がないからという理由だけで好きな作品を見れないほどファンにとってつらいことはない。
もし、マイナーアニメの配信が今よりもっと進めば違法アニメサイトの撲滅も加速する可能性がある。
アニメの制作会社にとってもファンにとってもwinnwinnな結果になると思うのだ。
